院長のつぶやき 歳より若く 2010年5月9日
私は今年の7月で52歳になる。中年おじさんと言われてしまう歳だ。
だが、ありがたいことに人からは歳より若く見えるようだ。
現代日本では一般的に「若さ」は価値なので、ちょっと得をしている。
若く見られると軽く扱われて困ることもある。契約とか交渉事の時は特にそう。
医者も歳を食っていたほうが重々しく貫禄があって信頼される傾向がある。
でも、さすがに50歳を超えたら「坊や扱い」されることはほとんどなくなった。
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若く見える一番の理由はハゲや白髪がないせいだろう。
同窓会で歳を取ったように見えた同級生はどちらかだった。
これはほとんど遺伝で決まるから親に感謝しなければならない。
もっとも、父は後退型ハゲ(お茶の水博士みたいな感じ)だった。
あと数年で私もハゲ始めるかも知れない。実は戦々恐々としている。
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運動してかなり減量したのも若く見てもらえる理由の1つだろう。
やっぱり、中年太りで腹が出たり首のまわりに脂肪がつくとね・・・
もっとも脂肪はコントロールできてもシミやシワや目のクマは無理だ。
女の人はエステに通ったりするようだが、あれって効果は疑問。
外出を控えて紫外線を浴びないようにするほうが効果は高いと思う。
運動すると、ダイエットにいいだけでなく、筋肉もつく。
筋肉がつくと軽やかに動ける。さっさと歩けるし、階段も苦にならない。
年寄りくささって歩き方に如実に表れる気がする。
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後は気持ちの問題か。
肉体の衰えは仕方がない。老眼とか、記憶力の減退とか。
しかし、精神年齢は気の持ちようで変わる。
いつも好奇心を保ち、新しいことに挑戦する姿勢をなくさないようにしたい。
(2010.5.9)