病気の治療のためには、早期発見、早期治療が大切です。
川本眼科では、様々な検査機器を使って病気の発症や変化を早期発見することに努めています。
また、診断には、患者さんの自覚的な症状も非常に重要です。
医師、スタッフともに患者さんがお話しやすい、明るい雰囲気作りを心がけています。
病気についての説明を言葉で聞いてもなかなか分かりづらいもの。
川本眼科では、トプコン社の最新画像データベース・システム「イメージネット」を採用。診察中に病変の写真を撮り、その場でモニターTVに映し出してお見せいたします。
まさに「百聞は一見にしかず」。なるほど、自分の病気の状態がよくわかると好評です。
2014年の初めからイメージネットは新型になりました。
今までよりも処理速度が速く、容量が増え、改良されています。
以前の状態と現在の状態を比較してみることは、眼科診療上とても大切なことです。
最近は川本眼科同様にモニターTVを使っている眼科も増えてきていますが、「イメージネット」の特徴は、過去の画像も瞬時に呼び出せること。何年前であっても、現時点と比較してみることができます。
川本眼科が開業してから10年、そのすべての画像がデータベースとして残っています。10年前でもすぐに画像を呼び出せるというのは大学病院でも普通できないことです。
中京グループは国内24施設、海外2施設で連携する眼科ネットワークです。
>>https://chukyogroup.jp/
眼科三条会は地域医療への貢献を理念として設立された眼科医療グループです。
>>https://sanjogroup.jp/
川本眼科はこの2つのグループと密接に連携しています。
硝子体注射、日帰り白内障手術、硝子体手術、緑内障手術など、
高度な医療、最先端の医療を連携によって可能にしてきました。
処置や検査や手術が終われば、患者さんはまた川本眼科で診療を受けます。
ふだんから密に連絡を取り合っていますから、引き継ぎはいたってスムースです。
受診された患者さん全員に「川本眼科ノート」をお渡ししています。
このノートには、「イメージネット」で撮った病変の写真や視野検査の結果などを貼りつけ、毎回の視力や眼圧、診療上注意すべき点、今後の休診予定等々を書き込んでいます。
川本眼科は、開業当初よりずっと、このノートを患者さんに提供してきました。写真をみなさんに差し上げるのは、他のどこの眼科もまねできないことと自負しています。
それに、口で説明されたことは、どうしても忘れやすいもの。ノートに書くことで確認していただくことができたと思います。
「川本眼科ノート」は、患者さんにわかりやすい説明を、という当院の理念の現れです。
私たちは、川本眼科を立ち上げるとき、患者さんに優しく親切にしよう、わかりやすい説明を心がけよう、患者さんの目線に立ち、より良い患者-医師関係を作り上げよう、思いやりを持った医療を目指そう、と考えました。
しかしながら、「言うは易く、行うは難し」で、外来があまりに混雑して
しまいますと思い通りにならないことが多いというのが現実です。
それでも、初心を忘れず、たえず原点に立ち返って、
みなさんが満足する医療サービスを提供するよう努力していくつもりです。
よろしくお願いいたします。