院長のつぶやき 電気ケトル 2016年6月5日
子供2人が東京で大学生活を送っていて、夫婦2人だけの生活になった。
必然的にお湯の消費量も減った。
そこで、電気ポットをやめ、最近人気の電気ケトルを使うことにした。
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電気ポットは昔ながらの魔法瓶に比べると保温性は良くない。
電気コードを外すと、お湯の温度が冷めるのは結構早い。
保温のために再加熱を繰り返している。
お湯を使わなければ、無駄にエネルギーを消費しているわけだ。
さらに、熱いお湯が欲しくて、再沸騰ボタンもよく使っていた。
満水に近いと、4リットルもの水を再加熱することになる。
電気ケトルは、必要な時に必要なだけお湯を沸かす。
それだけ省エネということになる。
もっとも、大した金額ではない。
電気ポットなら1日30円、電気ケトルなら1日10円と試算されている。
まだ使えるものを捨ててまで買い換えるべきか、微妙な差だ。
ポットのほうがたくさんのお湯が使えるしね。
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電気ケトルにして良かったこと。
電気ポットの水量を気にする必要がなくなった。
お湯がなくなっていると、沸かすまでかなり時間がかかる。
だから、いつも気にしていた。
旅行などに出かけるときも気にしなくて良くなった。
火事も怖いし、必ず電源コードを外し、お湯を捨てていた。
ケトルなら、そういう心配はいっさいしなくてよい。
片手で持ち上げてお湯を注げる。
これはペーパーフィルターでコーヒーを淹れるときには重要。
蒸らしがしやすい。電気ポットの注ぎ口では上手にできない。
もちろんポットで問題ないことも多いが、お湯が運べるのは便利。
それに、器にお湯を注ぐほうが、器を持ち上げるより上品に感じる。
電気ケトルで必要時に沸かせば必然的に沸騰した熱湯が使える。
電気ポットでの保温温度は普通90℃くらい。
98℃に設定することは可能だが、エネルギー消費量が激増する。
必要時に再沸騰することは可能だが、5分くらい待たされる。
それならケトルで水から沸かすほうが早いくらいだ。
小ぶりなので邪魔にならない。
これだけでも、高い評価に値すると思う。
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そんなわけで、電気ケトルに満足している。
もっと早く乗り換えれば良かったと思っている。
もちろんそれぞれ利点も欠点もある。
用途でどちらにするか決めれば良い。
でも、恐らく3人家族までならケトルが良さそうに思える。
(2016. 6.05)