川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき 最近の川本眼科 2020年8月2日

COVID-19は当分収束しそうもない。
最大の懸念は医療体制が逼迫しないか。
爆発的に重症者が増えると困る。
経済が大事なのはわかる。困難な舵取り。
政策責任者には的確な判断をお願いする。

川本眼科は引き続き地道に診療を続けるしかない。
換気・消毒・ソーシャルディスタンス・・
コロナ対策は毎日毎日気を緩めずに継続。
職員はすごくまめに消毒してくれている。

患者さんはかなり戻ってきた。
川本眼科での感染リスクはかなり低い。
換気扇だけで院内の空気は1時間に3~4回入れ替わる。
さらに1時間毎に窓もすべて開けている。
買い物でお店に入るのと同等か低いはず。
レストランや飲み屋よりは相当に低い。
(飲食ではマスクを外して会話するから)

病気の悪化リスクをよく考えてほしい。
多少の受診控えは理解できる。白内障など。
でも、受診する必要性が高い場合はある。
例えば、手術後なのに受診をやめるのは危ない。
緑内障で目薬がなくなっても受診しないのはダメ。
視野が悪くなったら元には戻らない。
やっぱりテレビでコロナばかり取り上げるから
「緑内障よりもコロナが怖い」となりがち。

コロナの感染リスクはそれほど大きくはない。
換気とマスクと手洗いでリスクは減らせる。
きちんと対策すれば心配しすぎる必要はない。

それでも、院内滞在時間が長くなると心配。
診察時間を短くするよう努力している。
患者さんが多い日はやっぱり難しいが、
それでも以前よりは早く終わるはず。

昼の休憩も職員を分散させている。
休憩室でのクラスター発生が報道されて以来。
数人ずつに分かれ、別の部屋で距離を取って昼食。
たぶんここまでやっている病医院は少ないはず。
(そもそも普通はそんなに部屋がない)

月1回やっていた勉強会は長期中止。
そろそろ再開しようかと思ったら第2波襲来。
教育のため必要なのだが再開の目処が立たない。

臨床眼科学会には毎年参加していた。
今年は10月に東京で開催。
参加は見合わせることにした。
後でWEBで聴講可能らしいので、それで済ます。

当分、今までと同じ行動はできない。
細心の注意を払いながら、診療を続ける。

(2020.8.2)

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