川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき視野予約制の総括

本年4月から視野検査を予約制にした。それからほぼ6ヶ月経った。
ここで予約制の結果・影響・評判について総括してみたい。

結論から言えば視野を予約制にしたのは正解だった。
自動視野計は1台しかない上に、一人20~30分かかる。
今までは機械が空くまで長時間待っていただいていた。
現在は予約を取れば待たずに視野検査を受けられる。

視野検査を受ける人たちには概ね好評だ。
順番が来てから、また視野計が空くのを待つと相当時間がかかる。
この待ち時間が一気に短縮した。
視野検査のときに散瞳検査なども一緒に受けることもできる。
「今日は視野検査」とあらかじめそのつもりで受診できるのもよい。
結構疲れる検査だから、それ相応の覚悟があったほうがいいのだ。

一方で、予約でない人たちは待ち時間が増えた。
予約の患者さんが先に診察を受けることに今でも苦情はある。
それでも、待ち時間の増加分は許容範囲だと思う。
今までだって、待ち時間は結構長かった。増加は10%程度だろう。

事前に予想していなかったメリットもあった。
予約なら、混雑が予想される時間の検査を減らすことが可能だ。
スタッフが2人以上休んだ時などの混乱を回避できるのはありがたい。
視野検査の待ち時間が減ると待合室の混雑が緩和されるのもうれしい。

もっとも、今までのやり方のほうがよいという方もいらっしゃる。
仕事のために先の予定が立たず、予約が難しい方。
体調や天気に応じて出かけたいため、予約をいやがる方。
すべての患者さんが満足するのは無理だ。
空いていれば当日予約も可能なのでそれでご了解いただくしかない。
当日ではほとんど枠は埋まってしまっているが、たまには空きもある。

総括すると、視野予約制にはメリットのほうが多い。
今後も予約制は続けるつもりだ。

2008.9.18

院長のつぶやき欠航であわや休診

お盆休みに家族で沖縄に行った。
帰り、沖縄から名古屋に戻る飛行機が欠航になってしまった。
なんでも、落雷のために機体に損傷、整備中とのこと。
無理に飛んで墜落でもしたら困るから、仕方がないことではある。
ただ、翌日からのの診療は「仕方がない」ではすまない。

お盆でどの便も満席だからホテルに泊まって翌日の便で帰れと言われた。
暇なら沖縄旅行が航空会社持ちで1泊伸びてうれしいかも知れない。
自分が病院の勤務医だったら言われるままにしていただろう。
しかし、医師が2人ともいなければ、川本眼科は突然の休診になってしまう。
休診を知らずに来院された患者さんから怒られることは必定だ。
お盆休みあけを待ちかねた患者さんがいらっしゃるに違いない。
予約の患者さんだってみえる。突然休診なんてとんでもない。
信用をなくしてしまう。スタッフにだって迷惑がかかる。

なんとかしろとJALの窓口担当者にすごい剣幕でねじ込んだ。
こちらも必死だ。どんな手を使っても帰らなければならない。

手はあるものだ。那覇-名古屋はもともと本数が少ないので無理。
しかし、那覇-大阪、那覇-羽田なら本数が多く空席待ちが取りやすい。
結局家族が二手に分かれて羽田経由新幹線利用で帰ってきた。
時間もかかり、疲れたけれど、その日に帰れてよかった。
新幹線代として1人1万2千円くれた。
那覇空港内の飲食券1人千円分ももらったけれど、結局使えなかった。

帰ったときはみんな疲れ切ってへとへと。
翌日の診療も疲れが残って結構こたえた。
それでも、ハイジャックに遭ったりするよりはずっとましか。

2008.8.24

院長のつぶやき名古屋の暑さ

暑い。うだるように暑い。名古屋の夏は本当に暑い。
夏の間、その日の最高気温で愛知県が全国1位になる日が何日もある。
1位でなくてもいつもトップレベル。地形の関係らしい。
冬寒く、夏暑いという、四季を満喫できる地域なのだ。
しかも湿度が高く、不快指数もまたムチャクチャ高い。
天気予報を見るたびにうんざりする。えっ、また1位?
沖縄のほうが5℃も低いぞ。
外には出ず、エアコンの効いた室内にひたすらこもる。
不健康だがしかたない。

そんな訳で、今度のお盆休みには沖縄に避暑に行くことにしました。
リフレッシュしてきます!

2008.8.12

院長のつぶやきハードディスクのクラッシュ

ハードディスクがクラッシュした。6月24日のことである。
パソコンを使い始めて20数年、初めての経験だった。
蒼くなった。データがみんなふっとんだ。
あの大事なファイルも、苦労して書いた原稿も消えてしまった。
丸1日は呆然として立ち直れなかった。

バックアップの重要性はわかっているつもりでも、実際には
なかなかできない。
なにしろ、全体をバックアップしようとすれば100ギガバイトを超す。
バックアップにかかる時間も半端じゃない。
最初のうちはバックアップしても大して時間がかからない。
たくさんのソフトをインストールし、データが増えるほど時間がかかる。
ついついバックアップが億劫になってくるのだ。

幸い、業者に頼んでハードディスクのデータの大半は救い出せた。
http://www.itfor.co.jp/solutions/ts/datasecurity/index.html
とは言ってももうそのままソフトは動かない。
新しいパソコンを買って、ソフトを再インストールする。
必要なデータがどこにあるのか調べるだけでも大変だ。
ふだん、データが格納してある場所なんて意識していない。
普通ならインポート/エクスポートができても今はそもそもソフトが
起動しない。

膨大な時間をかけてようやくだいたい復旧した。元通りではないけれど。
クラッシュから約3週間かかった。うんざりした。金もずいぶんかかった。

結局、永遠に失われてしまったファイルもある。もう、がっかりだ。
大事なファイルほど、そういう憂き目に遭う確率が高いような気がする。

これに懲りて、今度からはしっかりバックアップすることにした。
RAID1とかRAID5とかのミラーリング方式を検討したが、コスト的に
難がある。
私が選んだのは Acronis True Image 11 という定番ソフト。
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/071211/n0712114.html
OSやソフトごとバックアップできて、再インストール不要なのが気に入った。

とにかく、バックアップをさぼったツケは大きかった。
みなさまもどうぞ油断なさらぬように。
天災は忘れた頃にやってくる。

2008.7.13

院長のつぶやき医療と景気

医療の世界は比較的世間の景気に左右されにくい。
景気が良い悪いに関係なく、病気は発症するからだ。あたりまえのこと。
それでも、全く景気と関係ないわけではない。

慢性疾患だと、景気が悪い時には受診間隔が伸びる傾向がある。
3割負担だと自己負担分も馬鹿にならない。
低所得者ならば 1割でもきつい。 政府の思惑通り。
そういう受診抑制によって病気が悪化しなければよいのだが。

一番景気の影響を受けるのは雇用問題だ。就職氷河期と呼ばれた時代、
事務を募集すると山のように履歴書が届いた。
今は募集してもなかなか応募がない。大企業に取られてしまうのだ。

看護師・視能訓練士など専門職も景気の影響を受けるのはおもしろい。
景気が良いと応募が少なくなる。どこかに雇われているのだろう。
本来景気とは関係ないはずだが、景気が良いと医療の需要が
増えるのだろうか。
美容外科など自費診療の世界では景気の波を強く受けるのかも知れない。

現在はそんなに好景気ではないが、緩やかな景気回復が長く
続いているらしい。
それに不景気の時代に新規採用を極端に減らした反動が来ているらしい。
そのせいで、スタッフを募集してもなかなか応募が来ない。
今、川本眼科はスタッフ全体の年齢構成上、若い人を雇う必要性が高い。
ところがそういう若い人ほど引く手あまたで、応募してくれない。

誰かいい人いないかな、と思案する今日この頃である。

2008.6.8

院長のつぶやき

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