院長のつぶやき新型インフルエンザのワクチン
新型インフルエンザ(A/H1N1型)のワクチン接種が始まったらしい。
愛知県は医療従事者への優先接種が10/23に始まったとニュースの情報。
うちにはまだ来ない。ワクチンの数量が不足しているらしい。
内科・小児科が優先になるのはわかるが、週明けには届くのだろうか。
眼科だってインフルエンザ感染者を診なければならないことは十分にありうる。
しかし、割り当て数量は提出した希望数の半分以下。
非常勤者には打てない。常勤者の約半数しか打てない。
事務を優先接種の勘定に入れるなというマスコミもある。
しかし、事務だって中に引っ込んで書類書きしているわけではない。
受付で患者さんの応対をするのが仕事。矢面に立っているのだ。
しかも、どうもこの後追加は期待できず、一般の患者さん向け接種に移行する。
すると、何人かのスタッフは今シーズン中打ってもらえないことになる。
感染者と接触する機会も多いのに、無防備に過ぎる。
常勤者が1回接種する分だけはちゃんと供給してもらいたいものだ。
(2009.10.26)
院長のつぶやき博多で臨床眼科学会
10月9日~12日に博多へ飛び、臨床眼科学会に参加した。
学会長の挨拶によれば今年の参加者はなんと7千人。
日本の眼科医の総数が約1万2千人だから半数以上が参加したことになる。
道理で会場が混雑していたわけだ。しょっちゅう行列していたものなあ。
13会場に分かれてプログラムが同時進行というのもすごいよね。
朝はモーニングセミナー、昼はランチョンセミナー、夜は講習会・・・
三度の飯も話を聞きながら頬ばる。食べた気がしない。
あれもこれもと欲張って聴いていたらへとへと。
朝7時にシャトルバスに乗って会場へ出かけ、最後の講演会終了は夜9時半。
ホテルに戻ったのは夜10時過ぎ。こりゃハード過ぎるぜ。
まあ、それだけ勉強しなければならないことが多い訳で、仕方ないかな。
でも、疲れた。
(2009.10.15)
院長のつぶやき台風で川本眼科はガラガラ
台風18号が東海地方に近づいている。
直撃は明日10/8(木)になりそうだが、今日は既に「開店休業」状態。
たまにはこんな日があってもいいと思う。のんびりできるし。
ただ、怖いのは台風明け。どっと混みそう。
連休を控えている上に10/10(土)は学会で休診にしたからなおさら。
眼科の患者さんは高齢者が多いだけに、天気に敏感だ。雨の日の外出は避ける。
影響は必ずしも直後だけではない。1~2週間後に混む日があったりする。
どうも、直後は混むだろうと予想する人が多いらしい。
結果として影響が長期化する。 波のように、混むとき空いているときが交互に来たりする。
ガラガラの日とメチャ混みの日があると何とかもう少し平準化しないかと思う。
平準化させる1つの方法は予約制の全面導入。何度も検討はした。
でも、患者さんは予約していても台風の日は出かけたくない。
台風でなくても雨の日はやっぱり避けたい。
予約に束縛されず、天気やその日の都合次第で受診できるメリットは大きい。
まあ、もう少しこのままやって行こうか。
中には空いているからとわざと台風の日に来る方もいらっしゃるし。
ガラガラの外来で、そんなことを考えた。
(2009.10.7)
院長のつぶやきエコポイント
今年の6月、待合室に46型テレビを設置した。置き場所がないので天井吊り。
さすがに地デジで大画面だと画像はきれい。今までの20型アナログとは段違い。
アナログ放送は2011年に終了するからどうせ買い換えが必要だった。
折から始まったエコポイント制度。買い換えのチャンスだと思った。
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テレビはインターネットで安く買った。数年前の半額くらい。
しかし天井吊りは予想以上の大工事だった。なにしろ46型は重いのだ。
建物を支える鉄筋コンクリートの梁に直接つなげる必要がある。
工事費にテレビ本体の倍の費用がかかってしまった。
でも、昔から世話になっている工務店が丁寧に仕事をしてくれた。
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さて、いざエコポイントを申請する段になって大問題発生。
保証書がない!!
工務店が気を利かせて段ボールを処分してくれたのだが・・
段ボールにはまだ保証書が付いていたのだ!
何日も経ってから気づいたので後の祭り。
メーカーとかけあったが保証書の再発行はしてくれない。
事務局に電話したがどうしても保証書が必要とのつれない返事。
でも3万6千ポイントだよ!あきらめきれない。
ダメで元々、と思い、一応エコポイント申請してみた。
事情を詳しく説明した文書と製造番号や設置状況を写した写真を添付。
それでも無理だろうなとあきらめていたが・・・
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今日、エコポイント事務局からメールが届いた。
エコポイントマイページが開設され、残高3万6千点になっていた。
あきらめず、やってみるものだね。お手数をおかけしました。
保証書をなくした方もあきらめないで。ただし、成功の保証はない。
本当はダメなのを好意で対応してくれたわけだから。
院長のつぶやき参院選の医師会候補
参議院比例区には医師会推薦の議員がいる。西島英利氏だ。
参議院は3年ごとに半数改選なので、もともと二人の医師会推薦議員がいた。
しかし前回2007年の選挙で武見敬三議員は落選してしまった。
医師連盟(医師会の政治団体)はなんとか1議席を死守しようと必死だ。
私のところへも36人分の支援者名簿を出せと通達が来た。
そりゃ医師の立場を代表する議員はいたほうがいいと私も思う。
医師会に入っているのだから自分の票はもちろん医師会候補に入れるつもりだ。
でも人に働きかけるとなるとちょっとね・・・
診療所スタッフだってそれぞれに政治信条がある。強制はできない。
まして医師が患者に「○○党の○○をよろしく」なんて言ったらどん引きされる。
支援者名簿に載ればDM、電話、Eメールがで支援が要請される。
知り合いでも迷惑をかけるわけにはいかない。
そもそもなんで自民党からの出馬なの?
できれば政党から独立していてほしい。自民党はもう政権与党でもないわけだし。
いろいろ悩ましいが名簿の件はパス。
医師会からはにらまれるかも知れないが仕方ない。
(2009.9.4)