院長のつぶやきパソコンの更新
メインで使っているパソコンの調子が悪くなってきた。
Cドライブが満杯になり、パーティション操作で空き容量を増やそうとしたがうまくいかない。
「Windowsの重要な更新」に何度も失敗する。
USBハブをいくつもつけてスパゲッティ状態になっている。
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インストールとアンインストールを繰り返すと残骸が残って悪さをするらしい。
ものの本にはクリーンインストールを勧めている。快調さを取り戻せるらしい。
だが、古くなったXPパソコンにそんな面倒くさいことをする気はおきない。
それに、購入して4年。そろそろハードディスクのクラッシュも心配だ。
前回はハードディスクのデータ復旧に40万円もかかった。
もう、保証も切れている。
いろいろ考えた末、そろそろ潮時と考え、買い替えることにした。
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ゲームなどほとんどしないので、CPUは一昔前のものを使って安く済ませていた。
だが、今回は考え直した。費やす時間が一番長い道具だし、やっぱり性能が一番大事だ。
まず、CPUは最新のものにし、メモリも8GB載せることにした。
ハードディスクは2TB2台で二重化し、一方がクラッシュしても大丈夫なようにする。
(専門的にはRAID1とかミラーリングというらしい)
バックアップを自動でしてくれるソフトも入れ、これでデータ保全は万全だ。
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モニターも広いほうがよいと考えた。最近はワイド化して縦が寸詰まりの場合が多い。
ハイビジョンの縦横比に合わせたらしいが愚の骨頂だ。縦の表示面積が長くないと困る。
サムソンの1920×1200表示可能な24インチモニターを2つ並べて使うことにした。
これで、Windowをいくつも見える状態のままで開いて置くことができるはず。
デュアルディスプレイというらしいが、初めての試みだけにうまくいくかちょっと心配だ。
USBポートも3.0を6個、2.0を7個確保した。これでハブを使わなくても大丈夫だろう。
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今回はいつものDellでなくEpson Direct に注文してみた。
Dellは値段は安いけど、保証についてはEpsonのほうが安いので、トータルでどっこいどっこい。
昨日注文したら、もう明後日には届くらしい。注文生産とは思えないすごいスピード。
Dellはマレーシアなどで生産だから、こうはいかない。
これだけ奢った仕様にしても30万円にはならないのだから、パソコンは安くなったものだ。
医療機器だと、200~300万円は当たり前。時には1千万円を超える場合もある。
コストパフォーマンスで考えればトップクラスの優等生である。
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早く、届かないかな。
久々に、新しい機械が届くのを、子供のように心待ちにしている。
(2012. 6.6)
院長のつぶやき義援金の受領証
5/17に東日本大震災義援金の受領証が日赤から届いた。
1年以上も前のことで、いくら震災の混乱があったとはいえ、いくら何でも遅いんじゃないの?
単なる受け取りなんだから、通常なら1週間以内に出すのが筋。
受け取りでさえこんなに時間がかかっているなら、分配にはもっと時間がかかりそう。
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1年以上たって、何にいくら使いましたという報告書が付いているなら納得できる。
それなりの金額だったのだから、使途もわからないというのは何だかなあ・・・
別の機会にまた日赤に寄付しようという気持ちが失せる。
もっと具体的に使途を明示した寄付のほうが良かったのかも知れない。
(2012. 5.21)
院長のつぶやき原発ゼロに適応した社会へ
5月5日に日本中のすべての原発が停止して約1週間たった。
別に何も支障ない。電気が使えなくて原始時代に戻るようなことはなかった。
原発推進派はこの点でも嘘をついていたことになる。
「無知で感情的な反対派大衆にアメを与えてなだめつつ、安全性と必要性を啓蒙してやる」
というのが原発推進派の立ち位置だった。要するに上から目線。
今は時期が悪いとみてなりを潜めているが、根本的な反省はしていないようだから、
いずれは昔と同じ主張を繰り返すだろう。日本経済の将来を憂える義士の顔をして。
ただ、経済的だというのも実は嘘だ。
現在を生きる人間が少し得をするために、子々孫々にその何倍もの負担を押しつけるという、
正義感をよほど麻痺させて鈍感にならなければ到底受け入れることのできない話。
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原発はこのまま動かさず、その状態に社会を慣らしたほうがいい。
電気がじゃぼじゃぼ使える時期を過ごして、それからまた節電、ではつらい。
このままあと2夏ばかり過ごせばいいのだ。
クールビズだってもっと当たり前になるし、エアコンに頼らない住まい方の知恵もつく。
原発を動かしてしまえば、地熱や太陽光発電の開発にはずみがつかない。
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このことに関連して最近あきれたのが日本医師会の声明(4/11)
婉曲な言い方はしているが、要するに再生可能エネルギーの買取に反対している。
買取額が大きくなれば電気料金が上がるからイヤだ、と。
ソフトバンクが提唱している大規模太陽光発電なんか絶対反対ということですな。
なんだか自分の懐勘定しか考えていないような度量の狭さで、嫌になる。
仮にも国民の生命を守る、と大見得を切っている団体でしょ?
自分にとって損か得かでなく、もっと大所高所から議論してもらいたいものだ。
電気代が少々上がるぐらい、我慢しろよ。
自分が医師会に所属していることが恥ずかしくなるぞ。
(2012.5.13)
院長のつぶやき黒ばっかりではつまらない
先日息子の入学式に参列したのだが、子供も親もほとんど黒ずくめだった。
男はドブネズミ姿でも仕方ないとして、女の人まで黒ばかりになってしまった。
20年前なら、もっと明るい色を着ている人が多かったのに。葬式じゃあるまいし。
春なんだし、おめでたいことなのだから、心が晴れやかになる色を着て欲しいものだ。
冠婚葬祭をすべて黒のスーツで済ませる人が増えたからだろうか。
確かにそのほうが経済的ではあるけれど、TPOによって着こなすのが粋ってもんだろう。
普段のおしゃれにいくら熱心でも、フォーマルな席では黒一色。芸がない。興ざめだ。
一定以上黒が増えると、今度は黒のほうが無難ということになってしまったらしい。
他人と違うことを過剰に恐れる自己規制が働いているようだ。
自由なように見えて、こんなところに昔ながらのムラ社会が現れているのかも知れない。
(2012. 4.18)
院長のつぶやきスギ減感作療法は大成功
川本眼科だより130で私自身がスギの減感作療法(アレルゲン特異的免疫療法)を試していることをお伝えした。その後1年半近く経ったので、結果をご報告する。
結果的に、この治療は私には非常によく効いた。今年の春は目薬も点鼻薬も要らなかった。抗アレルギー剤の内服だけはしているが、それだけである。
マスクも花粉用のゴーグルも使わなかった。かつてこの時期に1日に1箱くらい使っていたティッシュも今ではそんなに消費することはない。
注射は今も月1回続けていて、それはそれで大変ではあるが、花粉症で苦しんでいたのが嘘のように楽になったことを思えば、やってよかったなあ、としみじみ思う。
(2012.4.11)