院長のつぶやきスギ減感作療法は大成功
川本眼科だより130で私自身がスギの減感作療法(アレルゲン特異的免疫療法)を試していることをお伝えした。その後1年半近く経ったので、結果をご報告する。
結果的に、この治療は私には非常によく効いた。今年の春は目薬も点鼻薬も要らなかった。抗アレルギー剤の内服だけはしているが、それだけである。
マスクも花粉用のゴーグルも使わなかった。かつてこの時期に1日に1箱くらい使っていたティッシュも今ではそんなに消費することはない。
注射は今も月1回続けていて、それはそれで大変ではあるが、花粉症で苦しんでいたのが嘘のように楽になったことを思えば、やってよかったなあ、としみじみ思う。
(2012.4.11)
院長のつぶやき息子の東大合格
息子が東京大学理科三類に合格した。
あっぱれ、と褒めてやりたい。よく頑張った。
親としては本当にうれしい。自分の母校だし。
とりあえず、これでようやく1人、子育てが終わったと感じる。
後は自分で道を切り開いて行くだろう。それに必要な入場券は手に入れたのだから。
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もっとも、医学部に進学するかどうかはまだわからないそうだ。
ましてや、親の跡を継ぐ気はさらさらないらしい。
そうは言っても、たぶん、結局は医学部に進学すると高をくくっている。
もっとも、今は理三から3人ぐらいは医学部に進学できないそうだから、ちょっと心配だ。
川本眼科を継ぐほうは、どうも、全く期待できないようだ・・・(泣)
まあいいさ。10年、20年経つうちに、人間、考えも変わる。
挫折も経験しながら、そのうちに親のありがたさもわかるさ。
(2012.3.10)
院長のつぶやきスマホとケータイ
スマホに替えてからほぼ8ヶ月。いろいろなことができて便利な反面、欠点も目に付く。
一番よかったのはローマ字入力が可能になったこと。ケータイ式は性に合わなかった。メールを打つのが楽になった。入力の効率というのはとてもとても大事なことだと思う。
パソコン用ホームページが何とか見られるのもうれしい。もちろんパソコンで見たほうが見やすいには決まっているが、外出先でどうしてもチェックが必要な場合があるのだ。
困ったのは電池の持ちが悪いこと。いろいろなアプリを使えば使うほど電力消費は激しくなる。ついには一晩充電しても電池が1日持たないという事態に至った。ちなみに私の使い方だと、ケータイの時には充電しないで3日間大丈夫だった。
仕方なく、GPS機能を止め、朝日新聞を朝晩自動ダウンロードするのも止め、Wifi機能も止め、携帯音楽プレーヤーとしての使用も止めた。でも、そうなってくるとスマホにした意味がだんだん薄れてしまっている。ケータイでもできることしかしていないような・・・
ちなみにカミさん(副院長)も一時スマホに替えたのだが、新幹線のエクスプレス予約がしにくいことに愛想を尽かし、さっさとケータイに戻っていった。タッチパネルが使いづらくて仕方なかったらしく、あらためてケータイの操作性の良さに感激して「幸せ」とか言っていた。
私も正直なところ、1つのデバイスになんでもかんでも詰め込むことに無理を感じる。携帯電話の電池が途中で切れるという事態は非常に困る。何としても避けたい事態だ。
スマホからケータイに戻し、アプリ関係はiPod touchか何かで楽しむのが正解かな、と考え始めている今日この頃だ。
(2012.2.28)
院長のつぶやきバレンタインデー2012
昨日はバレンタインデーで、私もコメディカル・スタッフからチョコをいただいた。
典型的な義理チョコではあるが、それでも50歳を過ぎたおじさんにはうれしいものだ。
世間一般では義理チョコは激減しているらしいから、貴重な品なのだ。
ありがとうね、みんな。代表してチョコを買いに行った新人の○○さん、ご苦労様でした。
もっとも、お返しに食事会に連れて行かなくてはならぬ。結構高いチョコではある。
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娘は毎年「友チョコ」をもらう。自分は誰にもあげないのに、たくさんもらえるのは不思議。
ひょっとして男に間違われているのか?
カミさんがせっせともらった相手をチェックしている。
お返しを買いに行くのは彼女の役目なのだ。もちろん私の分も。
女の人はこういうところが細かい。
お歳暮やお中元でもしっかり金額を調べて同じような値段のものを返す。
わたしにはとうてい真似ができない。
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それにしても、と思う。
贅沢を言ってはいけないが、なんでチョコなのかな。
おせんべいのほうがうれしいのに。
(2012.2.15)
院長のつぶやき働く意欲
テレビで日本の人口が減少して大変だと議論していた。
私は人口が減ること自体は悪いことだとは思わない。
生活環境や自然保護のことを考えると今の人口は多すぎるくらいだ。
ただ、人口構成が極端に高齢者に偏るのが最大の問題だ。
働いて社会を支える年齢層が相対的に減ってしまう。
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対策は、なるべく多くの人に働いてもらうしかないだろう。
歳を取っても働ける人は働く。女性も働く。工夫して失業をなるべく減らす。
それで足りなければ、外国の若い働き手に来てもらうしかない。
ただ、外国労働者が増えると別の問題が起こりそうだ。
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働く人を増やすには制度も大事だ。
ところが、働く意欲を失わせるような問題が2つある。
1つは配偶者控除。
働くと控除が受けられないために、かえって収入が減ることがある。
ある程度以上は働くな、と言わんばかりのこの制度。どうみてもおかしい。
少なくとも、「より多く働くとかえって損をする」という事態はなくさないと。
もう1つは生活保護。
なまじ働くと生活保護より生活が苦しくなるというのでは、「働くな」と言っているようなもの。
特に医療費などを含めて考えると生活保護が有利らしい。
そのために、生活保護を受ける人がかつてないほど多くなっているとか。
これも制度がおかしい。どんな仕事でも働いたほうが得になる仕組みが当然。
収入が極端に低ければ医療費の自己負担をなくすとか、方法はいろいろ考えられる。
財源が限られているのなら、どこにお金を回すべきか再検討しないと。
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多く働けば、その分だけ報われる。
こんなの当たり前のことではないか。整合性のある制度設計をしないと。
(2012.2.11)